傾斜地の舗装

アスファルト舗装の依頼を受け路面を削っています。どこまで掘っても火山灰ですが。

この土地は写真の手前に向かって下り勾配になっている。更に向かって右から左にも傾斜が付いている。つまり平らな面がないのでレベルの水平調整が難しい。

オートレベルが欲しいがまだまだ高い。※不陸地でも自動で水平を決めてくれる。

火山灰はフワッとした感じで、小型の重機でもサクサク掘れるので楽なのだがその分少し心配になる。ある程度掘ると同じ火山灰でも、圧縮された固い層になるが、しっかりした路盤を作るにはやはり砕石の質と転圧は重要だ。ところでここは住宅密集地で路駐できない環境なので、空いているスペースに車両を停めているが、重機の旋回等が難しくて作業効率が悪い!

掘削後、転圧を入念に繰り返した後で砂利を入れるが、最後に仕上げる層は密度が高い砂利を使うようにしている。

最近はスライドダンプをレンタルできるので大助かりだ!なにせ重機を下すのにこんな便利な車はない。重機を下した後で土砂を運搬するダンプになるので一石二鳥という訳だ。

やっとアスファルト舗装が終わりました。普通の家の倍以上の面積だと思う。縁石を40本近く置いたので。